『暁のヨナ』 は草凪 みずほ先生の漫画で、花とゆめにて連載中です。 『暁のヨナ』 は草凪 みずほ先生の漫画で、花とゆめにて連載中です。 『暁のヨナ』 前話(195)話のあらすじは・・・ 危篤となった陛下の最期の厳命により、次期国王はイルとなった。ヨンヒは自分の価値を見 ... 続きを見る
『暁のヨナ』 第196話のネタバレ&最新話。ユホンの急死。動けないヨンヒと気丈なスウォン
『暁のヨナ』 前話(196)話のあらすじは・・・
ユホンが急死し、悲しみに暮れるヨンヒは日に日にやつれ無気力になっていく。その隣で気丈に笑顔を見せヨンヒを支えるスウォンだがその反面、ユホンの墓を暴き遺体を見て刺された跡を見つけるなど、9歳とは思えぬ行動も起こす。ある夜、ユホンを慕っていた部下達が集まり刺された跡があった事とケイシュクの目撃証言によりユホンはイルに殺されたのだと分かり怒りに包まれるが、スウォンだけは淡々と今動くのは得策ではないと語る。子供とは思えぬ冷静さと判断力を持つスウォンに、亡きユホンを重ねる部下達。ヨンヒは、復讐はヨナを苦しめる事になるとスウォンを止めようとするがスウォンは『何をすべきか自分で判断し見極める』と言い放ち…!?
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『暁のヨナ』 第197話のネタバレ&最新話。
ヨンヒの手記を託されたのは…
ヨナはヨンヒの手記を読みながら自分を守ってくれたであろう母を想う。
ヨンヒの手記も最後のページになった。
そこには、死を間近にこの手記をある人物に渡すよう頼んでいるとあった。
その人物は、イル陛下。
ヨナはスウォンではなく父・イル王がこの手記を持っていたことに驚いた。
ヨンヒはスウォンの動向を記していた。
屋敷にユホンを慕っていた部下達が集まりつつあって、その中心にはいつもスウォンがいる。
この手記をイルに渡す事は、スウォンの立場を危うくさせると、イルは不審に思うだろう。
だが自分が昔大神官達を理解し互いに歩み寄れるようユホンに頼んでいれば、あの悲劇は起きなかったかもしれない。
その後悔から、この死の連鎖を断ちたいとヨンヒは願っていた。
スウォンが何より大切で愛しいからこそ、スウォンとイル陛下を、ひいてはスウォンとヨナを憎しみ合わせたくはない。
スウォンに自分の声は響かない。
どうかイル陛下、子供たちの為に、和解の道を探しては頂けませんか。
最後に、イル陛下の御世が幸福で満たされることを願って、ヨンヒの手記は終わった。
手記を読み終えたヨナ
ヨナは手記から多くのことを知り驚きつつもヨンヒの願いを、想いを感じ取っていた。
そして父・イルがどんな思いでこれを読んだのか?
スウォンがいつか自分を殺しにくることも分かっていた?
昔ヨナがスウォンの事が好きだった時、スウォンとは結婚出来ないと言われた事を思い出す。
自分を殺しにくる相手だから?
それともユホン叔父上の息子だから憎しみが残った…?
ふと、一緒に挟まっていた栞に厚みがあり、中に何か入っていることに気づくヨナ。
そっと紐解き、中から出てきたのは…父・イルからヨンヒに宛てた文だった。
そこにはイルの真の想いが綴られていた。
イル王の本心、伝えたかった事、大切なもの。
亡きヨンヒに、届くはずがないと分かってはいても手記を読んでいると涙が溢れて、書く事で自分と向き合っていた。
ヨンヒはユホンとイルの不仲に心を痛め、自分のせいで神官弾圧が起きたと自分を責めていたがイルはそれは違うと伝える。
兄と自分は幼少期からまるで正反対で、気にしてなかったはずの妬みがついに吹き出した。
兄と自分の大切なものは全く違うから、触れて欲しくない事も全く違う。
そもそも兄が自分を気にかけていた事は気付いていたのに、兄と話す事が苦手だった自分はその時になると体が震え、言葉に詰まり、本当に言うべき事と違う事を口走ってしまう。
思い出して、何年も後悔する。
あの日、遠乗りに誘った時、伝えたかったのはカシが偉大なる母とかヨナが緋龍王の生まれ変わりとか、そんな事じゃない。
ただ、カシが好きだった。愛していた。
ユホンにとってヨンヒが誰より大事だったように、自分にとってもカシが代え難い存在だったのだと、理解してほしかった。
私は未熟で臆病で人どころか自分も思うように動かせない。
きっとスウォンのお眼鏡には敵わない。
私は彼に殺される。
これはカシも予言していた。
その日が来たら、迎え撃つ事なく武器も持たず争いを放棄する。
もう2度と、誰かを殺したくない。
今の自分に出来ることは、ヨナを無事育てること。
自分が死んでヨナが1人ぼっちになっても、ヨナを誰より大切に想ってくれる者を側に置きたい。
何があっても、裏切らない者を。
時折、闇の様な重圧に押し潰されそうになり、ふと無意識に兄・ユホンのことを考えていて少し驚く。
兄はいつもの様に強引な助言をして、私は不思議と素直に返事が出来るんだ。
こんな風に、話したかった。
何故だろうね。
この手記は辛い思い出ばかりなのに、もういない人の面影を探してしまって、燃やせそうにないよ。
イルからヨンヒへの文を読みながら、ヨナの瞳から涙が溢れた。
読み終わると、ヨナは文を綺麗に元に戻し、栞に入れてヨンヒの手記に挟むと、大事そうに手記を胸に抱いて目を伏せた。
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『暁のヨナ』 第198話のネタバレ
ComingSoon
『暁のヨナ』 第197話のまとめ
今回は『暁のヨナ』 の第197話のネタバレ&最新話。をお送りしました。
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