「子供を殺してください」という親たち第31話のネタバレ＆最新話。ケース13最後の取引

「子供を殺してください」という親たちは押川剛・鈴木マサカズ先生の漫画で、コミックバンチにて連載中です。

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「子供を殺してください」という親たち第31話のネタバレ＆最新話。

気高そうな婦人

高級住宅地の一角、気高そうな婦人が週刊誌を見ていました。
そこには押川が記事になっていました。
婦人は紅茶を飲むと百合子さん、と娘を呼びます。
貴仁のなんですけど、決めました、この人にお願いします、と言います。
いよいよ、調子悪いでしょう、あの子。
百合子は観念したようにはいと答えます。
一昨日も警察から電話があり、貴仁からマンションに泥棒が入ったと相談があったそうです。
結局、いつもの貴仁の妄想だったそう。
とにかく押川ならば間違いはありません、あなたさっそく相談にいっておいでなさい、と婦人は言います。

貴仁の奇行

そして後日、トキワ精神保健事務所に百合子が訪れました。
まずは視察調査の結果について報告があります。
まずは道端で座りこんで惣菜を食べている写真。
高級スーパーを出るなり、ガツガツと食べだしたそうです。
百合子は信じられないという面持ちで毎日、店を出るなり食べているのですか？と問います。
そうですと押川は答えます。
彼はもう誰が見てもわかるくらい状態が悪い、と。
スーパーはなんでも高いので有名な店で、貴仁のコートは汚れてしまっているものの100万は下らない高級品でした。
このような状況は百合子は知らずにいました。
四年前に家にいた頃はここまでではなかったそう。
金銭の要求が激しくなったのでマンションを買ってあげて別々に暮らすようになったそうです。
貴仁が発症したのは22歳の時。
その後受診して統合失調症と診断。
しかしその後通院をやめてしまったそうです。
押川は通院歴もあるし、視察調査の結果をエビデンスとして出せばすぐに受け入れてくれる病院は見つかるでしょうと言います。
しかし百合子は渋ります。
そして言い出したのは通院というわけにはいかないでしょうかということでした。
恵まれた環境に育った貴仁を薬漬けの患者の中に入れるのはかわいそうだと言うのです。
押川は貴仁をこのままにする方がかわいそうだと言います。
そして母親の百合子の認識がその程度ならば我々にできることはありませんと断ります。

再度の依頼

後日、押川宛に手紙が届きます。
それは貴仁の祖母クニ子からの手紙でした。
貴仁は40になるがまだ可愛い孫だ、どうか力になってほしいという内容でした。
少し考えた押川はもう一度百合子と面談することにしました。
クニ子は半蔵門にビルをかまえるやり手の経営者でした。
出迎えた百合子は先日と変わって落ち着いていました。
百合子はあれからいろいろあり、やはり貴仁は入院させなければと思い直したようです。
押川はその言葉が本心なのか測りかねます。
クニ子の実績を聞いて押川は強烈な母親を持ち大変だったでしょうと言います。
もちろん、貴仁にとっても強烈なおばあさんだったはずだと。
百合子はそうかもしれません、""ある意味では""と含みを持たせた言い方をします。
祖母クニ子は貴仁を溺愛していたのです。
この家族の持つ闇はどこに隠れているのでしょうか。

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「子供を殺してください」という親たち第32話のネタバレ

「子供を殺してください」という親たち第31話のまとめ

今回は「子供を殺してください」という親たちの第31話のネタバレ＆最新話。をお送りしました。

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