『私が恋などしなくても』 は一井かずみ先生の漫画で、プチコミックにて連載中です。
『私が恋などしなくても』 前話(15)話のあらすじは・・・
凄腕の成川に対し、仕事がうまくいかない結芽はやるせなさを感じていた。本誌連載のコンペに向け、ベテランの文月と鈴宮の二人に声をかけていたが、文月はろくに結芽の話を聞かない。それでも結芽は色々と奮闘するが、文月から結芽は編集に向いていない、担当を代えてほしい、と言われてしまう。コンペの結果は二人とも駄目だった。落ち込む結芽に、成川が寄り添う。そんな中、編集部期待の超大型新人が結芽を担当に指名したが…。
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『私が恋などしなくても』 第16話のネタバレ&最新話。
成川に触れたい結芽
雨の中、成川が掛けてくれたシャツに彼の匂いと体温が残っている。
包まれている、と感じる結芽。
あたたかいのに切ないような、この気持ちは何なんだろう?、と思った結芽はそれを自宅に帰ってきた成川に伝える。
すると成川は、それは“触れたい”という感情だろう、と答える。
俺のシャツを着ているから俺の気配を濃厚に感じたんだろう、なのにあの後は別々に仕事に戻った、嬉しいのと寂しいのがいっぺんに来て甘い気持ちになったんじゃないの?、と成川は言う。
真っ赤になる結芽。
そうなのかも、と答えた結芽の手を取る成川。
そして自分の頬を触らせる。
結芽は微笑みながら言う。
どうして好きな人に触れている、ただそれだけのことがこんなに嬉しいんだろう?、と。
水緒は女性ではなく美少年!?
翌日出勤すると、結芽に夜桜から電話がかかってくる。
まんが賞の選考作を読んだ夜桜は、面白すぎてむかつく、27歳でこんな面白いまんがを描くなんて、と話す。
少女まんが誌のviolaには年2回新人募集のまんが賞がある。
それを受賞すれば華々しくデビュー、また有望な投稿者には担当者がつきデビューまでを後押しする。
今回初めて賞創設以来の特別大賞が出るようだ。
そのまんがを描いた投稿者の名前は“水緒”、歳は23歳で初投稿、そして超美女だという。
その水緒たっての希望により、結芽が担当をすることになった。
結芽は超大型新人に担当を指名され、プレッシャーを感じていた。
そして打ち合わせのため、結芽は水緒と会うことに。
すると打ち合わせブースにいたのは美女ではなく、美少年だった。
水緒が結芽を担当に指名した理由
水緒が男性だったことに驚く結芽。
ペンネームは本名だという。
応募要項に性別の欄がなかったので書かなかった、持ち込みは姉に行ってもらった、要項の年齢も姉の年齢を書いたが本当は23歳だ、と話す水緒。
結芽は、どうして自分で持ち込みしなかったのか、と聞くと水緒はこう答えた。
男だとわかると作品だけで純粋に判断してもらえないかもしれないし、怪しまれると結芽を担当にはつけてもらえないかもしれないと思ったからだ、と。
結芽は怪しく思いながらもこれ以上は触れず、デビューおめでとうございます、と伝えた。
そして結芽は水緒の投稿作について褒め、このまま修正なく掲載する、と笑顔で伝える。
すると水緒は言う。
あんた本当に“茅野結芽”?、と。
そうだと結芽が答えると、投稿作捨てといて、デビュー辞める、と言い残し席を立つ水緒。
こんな大型新人取り逃がしたらまずい、と思った結芽は水緒を呼び止める。
自分は今この投稿作を世に出す話をしている、捨てるわけがない、席に戻って下さい、と伝える。
なんとか席に戻ってくれたが、結芽は考える。
この人はどうすれば描いてくれるんだろう、と。
結芽は、どうして自分を担当に指名したのか、と水緒に聞く。
すると水緒は、素子ふみ先生は担当が成川って人に代わって今の方が多分面白いけど結芽が担当していた頃のほうが言葉が綺麗だった、と話し始める。
自分は男なのにヒロインの感情が体の中で心地よく反響していく感じだった、自分は少女まんがが好きでたくさん読んでるし描いてるけど女の気持ちを上手く言葉にできない、だからあのキラキラした言葉たちが憧れだった、どうしたらあんなまんがが描けるの?どうしたらあんなふうに人に届けられるの?教えてよ!、と。
“どうしたら”なんてわからない、と結芽は困る。
結芽は、それは素子先生の力で…といった適当な言葉を並べて答える。
それを聞いた水緒は、怒りながら言う。
こっちが弱みをさらけ出して訴えてるのに編集って人は建前を並べてすましてるのか、と。
まっすぐな思いをぶつけられた結芽は、私…少女まんが嫌いなんです…とつい本音を言ってしまう。
自分の言葉に動揺する結芽だったが、水緒は言う。
それでも自分は結芽の作ったまんがが好きです、と。
自分と組んでほしい、結芽の力を貸して欲しい、と水緒は結芽に頭を下げた。
結芽は頭を下げた水緒の髪の毛が光に透けて綺麗だ、と魅入ってしまう。
会社に入って4年。
初めて自分の言葉を口にした結芽だった。
水緒は男性だったと成川に言い出せない結芽
仕事を終え、自宅で過ごす結芽と成川。
成川は水緒との打ち合わせはどうだった?と結芽に聞く。
結芽は言葉に詰まってしまう。
水緒が男性だったということをなんで言いづらいんだろう?と自分自身を不思議に思う結芽。
成川は、考え事をしてたならいいよまたあとで、と微笑んで言う。
結芽は成川の髪を見つめる。
そして水緒の髪を思い出す。
それをかき消すように結芽は成川に、触れていい?、と聞く。
成川は結芽を受け入れ、二人は身体を重ねる。
結芽は考えていた。
あの時、会社に入って初めて自分の気持ちを口にした気がした、どうしてその相手が成川じゃなかったんだろう、と。
成川と抱き合うことで、大丈夫、と自分に言い聞かせる結芽だった。
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『私が恋などしなくても』 第17話のネタバレ
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『私が恋などしなくても』 第17話のネタバレ&最新話。水緒先生が男だと成川にバレる
『私が恋などしなくても』 は一井かずみ先生の漫画で、プチコミックにて連載中です。 『私が恋などしなくても』 前話(16)話のあらすじは・・・ 好きな人に触れるだけ、ただそれだけのことが嬉しかった茅野。 ...
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『私が恋などしなくても』 第16話のまとめ
今回は『私が恋などしなくても』 の第16話のネタバレ&最新話。をお送りしました。
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