『金色のコルダ』 第14話のネタバレ＆最新話。月森の気持ち。香穂子の気持ち。

『金色のコルダ』 は呉由姫先生の漫画で、LalaDXにて連載中です。

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『金色のコルダ』 第14話のネタバレ＆最新話。

月森の気持ち。香穂子の気持ち。

『俺と一緒にいないほうがいい』

月森から言われた言葉にショックを受け、その場から走り去る香穂子。
土浦は思わず香穂子の後を追った。

外に出て、1人で歩いている月森に、火原と柚木が声をかけた。
笑顔で駆け寄り、演奏の感想を聞く。
素晴らしかったと答える月森。

楽しそうに演奏する香穂子が頭に浮かんだ。

本当に…とても…

2人は香穂子と会えたかを聞いた。
月森が来ていると知って、探しに行くと飛び出した香穂子。
香穂子は月森に追いつきたくて必死に練習している。何にも代え難い存在だった。

月森はそれを否定した。
むしろ自分と一緒にいない今の方が格段に上手くなっている。自分と一緒にいる必要はない…。

火原はそれを聞き、珍しく怒りの感情を露わにした。
肩を掴み、何度も“どうして”と問う。
香穂子は月森に会えるのを楽しみにしていた。
一緒にいたくてもいられない、それでも頑張っている。彼女の気持ちは考えなかったのかと。

我に返って、手を離す火原だが『謝らない』と目を伏せた。

思い詰めた表情の月森。
柚木は場所を変えることを提案した。

香穂子に必要な存在

部屋で3人で話す火原・柚木・月森。
月森は“人の気持ち”がよく分からないと言う。

最初に惹かれたのは彼女に？彼女の音に？
ただ、香穂子とはヴァイオリンで繋がっていた。
でも、今日の演奏は…伸びやかで明るい、とても彼女らしいもので。
俺のいない環境の方がどんどん上手くなる。
彼女のヴァイオリンに俺は必要なのか…？

その、必要かどうかという不安や弱気。
火原は月森の人間らしい一面に意外そうな顔をして、安心した！と笑った。

柚木は『君は彼女の目標でなければいけない』と伝える。
君に取って代わりたい人間はたくさんいるのだから。

「何を…悩むんです？」
突然、後ろから声がして振り返ると、志水がいた。中に入るタイミングを失い入り口にいたらしい。
志水の想いはストレートだった。まっすぐ、言う。
自分は香穂先輩が好きで、側にいたくて、一緒に演奏したくて、それをそのまま伝えればいいんじゃないか、と。

柚木は目を伏せ、呟いた。
「それができたら…苦労しないんだけどね」

諦められない。

香穂子に追いついた土浦は、思わず香穂子を抱きしめていた。
香穂子も目を閉じ身をまかせるが、お互いにハッとして、離れる。

みるみる真っ赤になる香穂子。

月森にも何か理由があるんだろう、と目を逸らしながら言う土浦だが、辛く切ない表情を浮かべる香穂子に想いが込み上げる。

そんなカオ見たら…慰めたくなる。
ダメだ。
この状況でそれは…卑怯だろう？

だが、止められなかった。
「俺はお前が辛い時1番傍で抱きしめてやりたい」

香穂子が目を丸くする。

土浦は苦笑いした。
諦められると……思ったんだけどな。
「…降参だ」

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今回は『金色のコルダ』 の第14話のネタバレ＆最新話。をお送りしました。

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