『この凶愛は天災です』は夢木みつる先生の漫画で、Lalaにて連載中です。
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『この凶愛は天災です』第1話のネタバレ&最新話。
四凶・混沌との出会い
かつて中国で悪行を尽くした四柱の悪神・四凶は舜帝によって体を岩山に力を勾玉に封印されたという。
猫美は舜帝の末裔である祖父に育てられ、幼い頃に誤ってその恐ろしい勾玉を飲み込んでしまった。
祖父が亡くなったら四凶の肉体は復活し、勾玉を体内に持つ猫美を狙う。
決して力を渡してはいけない。
そう言われて育ち、祖父が亡くなってまだ3日目。
突如現れた男に唇を奪われ、瞬間、力を取られたことを感じる猫美。
この人は四凶の人だ。もう見つかっちゃった…
男は早速下に見える町を肩慣らしに壊そうとする。
猫美は祖父に教えてもらった“四凶を縛る力”を使って止める事にする。
「降りなさーいっ!」
男は頭から下に落ちてしまう。
起き上がろうとする男に『動かないで下さい』と言うと動きが止まった。
おじいちゃんが言ったとおり“命令”には逆らえないのですね…。
四凶の存在すら半信半疑だった猫美は突然の事で驚いていた。
身を隠し勾玉を守るため、祖父と猫美は人里離れた山奥に2人きりで暮らしていた。
だからもう二度と会いたくないのだが…
共同生活
猫美が部屋に入ると、ベッドに昨日の四凶の男・混沌が寝ており、ここに住むと言い出す。
『出て行って下さい』というと出る。
やはり命令には逆らえない。
勾玉の気配を辿れるらしくこの場所も分かったそうだが、混沌は昨日奪った力はもう消えたので自分が力を欲する度に唇を差し出せ、と詰め寄った。
猫美は昨日混沌が笑いながら人々の暮らす町を壊そうとしていた事を口にすると、退屈を凌ぐ為の娯楽だとサラリと答えた。
命を軽んじる事、それは猫美が最も嫌う事だった。
混沌は猫美の口を手で塞ぎ言う。
「お前の主張など関係ないが、私の力を持っているのならその体は私のものだ」
猫美も負けてはいなかった。
自分も混沌の考えなど知った事ではない。
泊まるのならその分働いてもらうと、畑仕事を言いつける。
命令で追い出してもすぐに戻ってくる。
ならば出て行きたくなるくらいこき使ってやる事にしたのだが、何をさせても上手く出来ないため仕事は逆に増えていく。
混沌は千年の間に見慣れぬ物が増えたと色々眺める。
ふと位牌を手にしたため、猫美は取り返した。
混沌には死者の名前を記した置物を何故そんなに大事にするか分からない。
猫美は位牌を大事に持ち部屋を出た。
安心感
遠くから聞こえる遠吠えに、混沌は気づいた。
岩山で狼のような魔物達に囲まれて出てきた男は、4人いる四凶のとうてつ。
『勾玉を探す』と薄笑みを浮かべた。
猫美は山にキノコを採りに来ていたのだが、狼の様な黒い魔物に襲われる。
噛みつかれる、そう思い目を瞑った猫美は混沌の胸にいた。
猫美の代わりに噛まれた混沌を心配し、猫美は怪我がないか確認しようとするが混沌は見せず『噛まれていない』とだけ言う。
寝ようと目を伏せるが、遠くから遠吠えが聞こえ昼間の生き物かとビクッとする。
落ちつかず、思い出すのはおじいちゃんのこと。
寝るときはいびきがうるさくて、葉音も動物の声も遠かったのに、今はこんなにも静かで…。
猫美の目から涙がこぼれた。
「おじいちゃんが死んだから…泣くのか?」
いつの間にか混沌が上から覗き込んでいる。
「そうですよ?大切な人がいなくなったら悲しいでしょう?」
大切な人がいた事がないから、悲しみや涙が分からないという混沌。
猫美の涙を拭くとそのままベッドに入ってここで寝ると言い出す。
昼間の魔物から勾玉を奪われぬよう守るためだ、と優しく猫美を抱き寄せた。
猫美は笑顔を見せ、助けてもらった礼を言う。
…あったかくて、安心する。
『大切な人』
朝、猫美のベッドに混沌の姿はなかった。
岩山に座り込むとうてつと対峙する混沌。
周りには魔物が取り囲んでいた。
『勾玉の女を早く食わせろ』と苛つくとうてつ。
猫美は混沌の気配を辿って山を探していた。
力を取り戻すのを諦めて出て行って欲しいけど、昨夜あんな優しい一面を見せておいて居なくなるなんて…気になってしまう。
混沌を見つけた時、魔物に四方から襲われそうになっていた。
猫美は走り寄り、混沌を庇う。
混沌は何故悪神の自分を助けようとするのか聞くが猫美にもよく分からなかった。
ただ、混沌に何かあったら…悲しいから。
とうてつの命により魔物が一気に襲ってくる。
混沌は猫美を抱いて崖から飛び降りた。
“落ちてる!”
目を瞑った猫美に、混沌は口付けた。
驚いて離れようとすると『まだだ』ともう一度深く、唇が重なる。
崖下に猫美が降ろされ、混沌は魔物を倒してとうてつの眼前に立つ。
「誰にも渡さん。とうてつ、あの娘は私のものだ」
とうてつが反撃しようとした時、猫美の声が響く。
『降りて来なさい!!!』との命令。
混沌ととうてつは2人とも崖下に落ちた。
猫美は真っ赤になっている。
『本来口付けは恋人以上の人同士がするもの!一度ならず二度までも、しかも長い!』と猫美は力説する。
ふと横を見て、初めてとうてつの存在に気づいた猫美。すぐにとうてつは山奥に身を隠す。
混沌はフッと笑って猫美を引っ張り、自分の膝に寝かせると上から覗き込み見つめた。
「お前の言う“大切な人”というのが離れがたい存在だという事ならば、私にとってはお前がそうなのだろう、猫美。見ていて飽きない。
様々な表情も、必死に私を守ろうとした姿も」
まさに天災。
この悪神の執着はまだ続きそうです。
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『この凶愛は天災です』第2話のネタバレ
ComingSoon
『この凶愛は天災です』第1話のまとめ
今回は『この凶愛は天災です』の第1話のネタバレ&最新話。をお送りしました。
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