『なまいきざかり。』第111話のネタバレ＆最新話。成瀬と袴田はベンチ入りしたが･･･

『なまいきざかり。』はミユキ蜜蜂先生の漫画で、花とゆめにて連載中です。

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『なまいきざかり。』第111話のネタバレ＆最新話。

リーグ戦、開幕！！成瀬と袴田はベンチ入りしたが･･･

9月、リーグ戦開始。
成瀬と袴田はベンチ入りはしたものの、やはり3年・4年が主力となるため出番をもらえずひたすらウズウズしているる模様。
由希はというと、実はリーグ戦真っ只中に誕生日を迎えており20歳となるも『戦いの最中に祝杯をあげることは出来ない』とお祝いは後回しにしていたが、そのせいで成瀬がやたら“ハタチ”を強調してくる。

そんな中、迎えた8戦目。
現在4勝3敗、残り4戦、上位6チームに入り込むために、この試合は絶対に負けられない。

圷とナツミがいつも通りに戻っていてバスケ部メンバーは何かもどかしさを感じていた。

試合直前。
口数少なくどこかぼんやりする圷に気付いたナツミは、背中をバシッと叩いて気合いをいれる。
『2部昇格！』と手を出したナツミに、圷も笑って手を出し、ハイタッチした。

2部昇格を目標に掲げる圷

試合開始。
だがどこか動きが固い。
全体の連携も乱れ始め、徐々に開く点差と悪い空気に引っ張られて、押されていく。

そこに、袴田が交替で入る。
自分の『流れを変えること』という役目をしっかり見据え、袴田はコートに立つ。

圷には焦りがあった。
…勝て。…勝たないと！
新キャプテンとして挨拶した日のことを思い出す。
“2部昇格”を目標に掲げて挨拶をしたあと、目標は高く持った方がいい、と思っていた圷にナツミは『圷さんならやり遂げる』と言って笑った。
もし、ああ言ったのが君以外の誰かだったら、簡単に笑うなと思ったはずだ。
もし、ああ言ったのが君じゃなかったら、そんな目標本気で信じたか分からないんだ。

ボールを取りに行った圷は、相手選手の肘が頰に当たりバランスを崩して倒れる。
頰の腫れと、口の中の出血、それと足を捻っていた。
成瀬が交替に呼ばれる。
この土壇場に成瀬と袴田を！？と声が上がるが、こーゆー爆弾はピンチの時こそ投下するとコーチは言う。

医務室に行く圷。
圷が戻れるかハラハラするメンバーに、成瀬と袴田は声を揃えて言った。
「「圷キャプテンなら戻ってきますよ」」

ナツミは『キャプテンなしの2部昇格なんて有り得ないですからね』と振り返る。

…あ。本気で怒ってる…。

ナツミに耳元で告白する圷

袴田がブロックされたシュートを、成瀬がフォローしゴールを決める。
2人が入ったことで流れが変わり、点差は縮んでいく。
コーチは『アイツらがコートに揃うと周りは騒がしくなるが本人達は余計な事を考えなくなるからな』と笑った。

医務室で応急処置をされた圷。
足はまだ動かすと痛く、試合には出れないのでは、と言う由希。

ナツミのことを考える圷。
練習後の誰もいないコートに誰か残っていた。ドリブルし、シュートし…息が上がって。膝をグッと抑えたナツミは悔しそうに涙を零した。

高校まで強豪校でプレイしていた君が、ケガでバスケを断念したと知って、簡単に笑っているわけではないと気付いていたから。
大雑把に励ます君の言葉を心から信じられる。

圷は由希にテープを強めに巻き直すよう頼み、コートに戻る。
試合に入ろうとする圷にナツミは心配して、無理したら…！と声をかける。
圷は戻ったら戻ったで怒るナツミに笑った。
肩にポンと手を置き、耳元で囁く。
「大丈夫。…だから、今日勝ったら、付き合って下さい」
ナツミは頰を赤らめ笑った。

成瀬と交替し試合に戻る圷。

さぁ、もう少し頑張ろうか。
俺はやっぱり君を笑わせたいからね。

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『なまいきざかり。』第112話のネタバレ

『なまいきざかり。』第111話のまとめ

今回は『なまいきざかり。』の第111話のネタバレ＆最新話。をお送りしました。

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