『なまいきざかり。』はミユキ蜜蜂先生の漫画で、花とゆめにて連載中です。 『なまいきざかり。』はミユキ蜜蜂先生の漫画で、花とゆめにて連載中です。 『なまいきざかり。』前話(111)話のあらすじは・・・ リーグ戦が始まり、その最中で誕生日を迎え二十歳になった由希。祝いたがる成 ... 続きを見る
『なまいきざかり。』第112話のネタバレ＆最新話。由希に抱きつく成瀬だが･･･
『なまいきざかり。』前話(112)話のあらすじは・・・
リーグ戦が終わり、先延ばしになっていた由希の誕生日祝いをすると言う成瀬。前日、風香と女子会をし初めてお酒を飲んだ由希。成瀬とは次の日会う予定だったが急遽『会いたい』と言われ家に来る事に。缶酎ハイ3本だけだが成瀬が来た時には酔いが回っていた由希。普段では考えられない可愛い言動や表情に成瀬は何度も爆弾を落とされ、それを誰にも見せたくなくて『外でお酒は2杯まで』と約束させる。想いが高まり、溢れるほどに込み上げて2人はベッドへ倒れ込み、そのまま朝を迎えるが…♡
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『なまいきざかり。』第113話のネタバレ＆最新話。
由希、記憶無し。
朝の光が注ぐベッドで起きた由希。
隣には成瀬が寝ていて…昨夜の記憶が、ない。
昨日の行動を思い返す由希だが、風香と飲んで、成瀬が来て、それ以降が何も思い出せなかった。
ふと隣の成瀬を見て、首すじのキスマークに気付く。
自分がつけたのかと信じられず凝視する由希の体を成瀬が引き寄せた。
そしてキスマークをはじめ、昨日の由希の言動を事細かに思い出し伝え、幸せに浸っていた成瀬だが、由希から『覚えてない』と告げられる。
今日は２ヶ月越しの由希の誕生日祝いデート。
出掛けた先は動物園だった。
成瀬は遠い目でライオンを見ながら『彼女が幸せな出来事一個も覚えてないとかさ…』と切なさアピールが止まらない。
謝る由希に、気持ちを切り替えたらしい成瀬は手を繋ぐ。
由希も成瀬の気持ちを想った。
誕生日祝いたいって２ヶ月待ってくれて、その間のリーグ戦も頑張って、いっぱい活躍して…。
ふと、断片的に何かを思い出した由希。
昨日自分が何か言わなかったか聞くと、成瀬は昨夜酔った由希が、置いて行かれる発言をした事を話す。
自分の言葉に信じられない由希。
そんなめんどくさい事言ったなんて……。
何でそんな事言ったんだろ？
成瀬がバスケ上手くなるのは私にとってもいい事なのに。
でも確かに、リーグ戦最終日に上手くなってる成瀬に何だか一瞬モヤッとして…。
由希は何かに気づいた気がしていた。
由希の誕生日にしてあげたい事・色々。
カワウソの触れ合いコーナーで抱っこや餌やりをする2人。
成瀬はやっぱここにきてよかったと笑う。
「本当は、映画行って夜景見えるレストランでご飯食べてとかカッコつけたのも考えたんだけど、そんなんこの先歳くってからいくらでもできるなって」
由希は嬉しく思った。
自然と出た『この先』という言葉。
もう昨日のことばかり気にしてないで、約束してた20歳の誕生祝いを、一日中楽しもう。
夕方になり、電車で帰る2人。
由希は完全に成瀬を帰らせるつもりでいた。
成瀬は泊まるつもりでいた。
たとえ誕生日だろうと“2日連続泊まりはナシ”のルールを徹底する由希。
帰りにスーパーに寄りたいと成瀬が言い出した。
まさか、と思ったが…そのまさかで、晩ご飯を成瀬が作ると言う。
成瀬の料理シーンがレアで、思わず動画に撮る由希。
ザックリ切りながら調味料を適当に入れていく成瀬に由希は『本当にあってる？』とフッと笑う。
成瀬はカメラに向かってキスをした。
あっかくて優しい時間が流れる。
出来上がったご飯は想像以上に美味しくて、成瀬は『昨日ネットで調べただけの割によく出来た』と満足気だ。
由希は、思いつきじゃなく元々作るつもりで調べてくれてたという事にまた嬉しくなる。
「あ、一番大事なの忘れてた。
誕生日おめでと」
もう十分に嬉しかった由希の頭に手を置いて、成瀬は改めておめでとうを言ってくれる。
あ……ヤバ。
由希は慌てて立ち上がりベランダへ出た。
大人になった由希と成瀬が思う『ずっと一緒』
ベランダで黙ってしまった由希に成瀬が声をかけ、振り向かせると、由希はポロポロと泣いていた。
驚く成瀬に気持ちを伝える。
すごく嬉しくて、でも何でかちょっと寂しくて…ずっとこんな時間が続けばって思うのにそれは嬉しいのと同じくらい、怖くて。
成瀬は由希の手を取り目を瞑らせて何かつける。
言われて目を開けると腕時計だった。
20歳の誕生日プレゼント。
「時間確認するたび俺のあげた時計見るって、ずっと一緒にいるっぽくてよくない？」
由希は頰が赤くなるのを感じた。
『ずっと一緒』
そんな言葉をただ甘い響きとして受け取るのが難しくなったのは私達が少し大人になったからかもしれない。
それでもどの未来にも2人でいたいって思う。
「…ありがと…」
成瀬は優しく笑って、2人の唇が重なる。
何度も、何度も。
料理が冷めるからと止める由希に、終電までに帰んなきゃなんないなら料理冷めてもこうしてたいと、確信的に言う成瀬。
（ずっっっるい！！！）
由希は根負けし泊まりを許した。
今はただ、2人でいられる時間を、ひとつずつ積み上げていきたい…。
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『なまいきざかり。』第114話のネタバレ
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『なまいきざかり。』第113話のまとめ
今回は『なまいきざかり。』の第113話のネタバレ＆最新話。をお送りしました。
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