『涙雨とセレナーデ』 第36話のネタバレ＆最新話。孝章主催のお茶会に来た武虎

『涙雨とセレナーデ』 は河内遙先生の漫画で、Kissにて連載中です。

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『涙雨とセレナーデ』 第36話のネタバレ＆最新話。

孝章主催のお茶会に来た武虎は、雛子たちの本心を探ろうと疑心暗鬼になる

幼い頃の孝章が部屋でヴァイオリンを演奏していると、庭に誰かが入ってきた。
「誰？新しい庭師さん？」
孝章に、そう問いかけられたことを、武虎は覚えている。

孝章主催のお茶会に招待された武虎は、記憶にあるのと同じ庭にきたことで、そのとき会った少年が孝章であることに気が付いた。
チヨに医師を横流しした本人と、お茶会の発起人、そして片桐陽菜が集うお茶会に、武虎は疑心暗鬼で臨む。
誰がどこまで知っているのか、自分は何を試されているのか。
武虎は周りの人の動向に目を向ける。
そのとき、孝章のもとに「北峯雛子」が差出人となっている手紙が届いた。
孝章と雛子は顔を見合わせるが、雛子が「私からです。いたずらだったのですよ」とその場をごまかす。

雛子は武虎に、ずっと好きだったことを告白する

横浜へ向かう陽菜と菊之進は変装をして汽車に乗りこんでいた。
女装する菊之進を見て、まるで女子旅のパンフレットのようだと思いながらも、男子と10日も泊まりで出かけるなんて考えただけでも緊張してしまう陽菜にとってはちょうど良かった。

その頃、陽菜からの手紙を読む孝章は、陽菜が10日も東京を離れることに疑問を抱いていた。
武虎と2人きりになった雛子は、武虎からお茶会に招かれた理由を問いかけられる。
武虎は携帯を取り出すと、「君の秘密を知っている」と言って雛子を脅す。
雛子は涙を流しながら、「私の口からは言えません」と答えた。
武虎は懐に手を入れると、「君の目的を言え。言わないと容赦しない」と拳銃を突き付ける。
「ずっとお慕いしておりました」
雛子が本心を告げるが、武虎は「誤魔化すな」と信じてくれない。
片桐陽菜の写真を取り出すと、雛子が驚きの声を上げる。
そこでようやく武虎も、雛子が嘘をついていないことがわかった。

横浜に着いた陽菜と菊之進は、先代の座長の邸に向かって歩く

お茶会はお開きとなり、武虎は車にゆられながら、雛子のことを思い出していた。
「武虎様と2人きりになりたくて、婚約者にご協力してもらいましたの」
そう涙ながら話す雛子に、武虎は言葉を失う。
武虎には、そんな一世一代の告白は受け止められそうにない。
武虎は自分の目的である、片桐陽菜に会いたいと告げると、素性もわからない人に、陽菜を合わせるわけにはいかないと断られてしまう。
何度か会い、「この人になら」と思えたら、2人会わせる機会も用意できるかもしれないと震えながら話す雛子。
武虎は、小娘と茶を飲んでいる場合ではないのにと思う。
深入りしても忘れるしかなくなるのだと、武虎は意味深なことをつぶやく。

横浜に着いた陽菜たちは、駅から歩いていた。
「番伍」と書かれた建物を通ったとき、孝章が捕まったときのことを思い出して、背筋がぞくっとする。
2人は先代の座長の邸に向かって歩いて行った。
陽菜は超曲商会のものを使っても大丈夫なのかと心配するが、菊之進は「俺はあくまで超曲商会の人間だ」と冷たく言い放つ。
そこで陽菜は、菊之進と今まで協力できていたのは利害が一致していたからだということを思い出す。

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『涙雨とセレナーデ』 第36話のまとめ

今回は『涙雨とセレナーデ』 の第36話のネタバレ＆最新話。をお送りしました。

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