『虹、甘えてよ。』 第36話のネタバレ＆最新話。桐生の自殺を止めた虹

『虹、甘えてよ。』 は青木琴美先生の漫画で、チーズにて連載中です。

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『虹、甘えてよ。』 第36話のネタバレ＆最新話。

桐生の自殺を止めた虹

桐生は思います。
あんなに強く誰かに守られたのは初めてだった。
心の底から日和を苦しめたくないと思ってしまった。
ならばいまここで、無様で不浄な人生の幕を引こう、と。
自殺しようとする桐生を日和は止めようとしますが間に合いません。
その時、ビーと防犯ブザーの音が鳴り響きました。
びっくりした桐生は手が止まってしまい、日和はすかさずナイフを取り上げます。
岳が振り返るとそこにいたのは虹でした。
震えてブザーの音を止めることができない虹に代わって岳がブザーを止めます。

桐生の暴行された過去

虹は何やってんのよと岳の頬を殴ります。
こんなことをして私がありがとうと言うと思ったの！？と怒る虹。
全身の震えが止まらない虹をそっと岳は抱きしめます。
虹は勇気を出して桐生をにらみつけます。
先生が犯人なら勝手に死ねばいいと思っている、答えて下さい、どうして私にあんなことをしたんですかと尋ねる虹。
桐生は小さな声で髪が長かったからと返事をします。
桐生は小学四年の時に髪の長い女に声をかけられ性的な暴行を受けたのです。
母親に告白をしたものの、誰にも言わないでねと黙殺されてしまったのです。
本当は誰より君の痛みを知っていると涙を流す桐生。
だったらなぜあんなことができたのかと問う虹に桐生は憎んだ女と似た女性を標的にして復讐を繰り返す自分の気持ちは誰にもわからないだろうと思います。

桐生との別れ

虹は桐生の気持ちなんてわかりたくなんかない、同情もしないと口にします。
あの日から今まで周りの人に支えられて必死で立て直してきた心を誰にも崩されたりしない、先生はずっと独りでそこにいればいい、私はあの事件に囚われない、私はは自分の力で絶対に幸せになると強く宣言する虹。
でもなんでなの？なんで絶対に許せない人が大事な友達を救ってくれた人なの？それだけはどうしてもやるせないと虹はこぼします。
その時、ブザーの音を聞きつけた女性が警察官を連れてやって来ました。
岳は残ると言いますが、桐生は逃亡は不可能です、全員行きなさいとうながします。
一人残った日和は迷います。
そんな日和に行きなさい、忘れなさい、わかりますね？と尋ねる桐生。
日和はこれが永遠の別れになると察してしまいました。
こんな僕が無責任に君を愛してしまったことを懺悔します、幸せに、と告白する桐生に日和はキスをするとサヨナラと涙を流すのでした。
次回、最終回を迎えます。

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『虹、甘えてよ。』 第37話のネタバレ

『虹、甘えてよ。』 第36話のまとめ

今回は『虹、甘えてよ。』 の第36話のネタバレ＆最新話。をお送りしました。

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