オリエントは大高忍先生の漫画で週刊少年マガジンに連載中です。
『オリエント』前話(68話)のあらすじは・・・
強化された上杉武士団はみなみ達を次々と撃破していく。いわなみ(少年鬼)も兼竜にころされ、みなみは刀気の中心点である殿を倒そうとする。だが今度は上杉武士団全員の連携でできた巨大な刀気の竜でみなみの動きは止められ、兼竜に角をへし折られてみなみもタヒ亡。
これで鬼たちを全員一掃したが、監視もあるはずの中どうやって鬼たちが入って来たのか………そう考える竜臣を天井からいきなり犬飼が奇襲し、犬飼の刀が―――
『オリエント』第69話のネタバレ&最新話!
盛り上がる上杉武士団
いきなり空間を割って現れた四郎。竜臣は慌てて刀を抜こうとするも、四郎は「さよなら!」と―――
ズバッ ザクッ
「ウオオ…」
―――殿のいる部屋で何かを切り裂く音がしている最中、下の者は皆で盛り上がっていた。
兼竜は部下に、敵の侵入経路が不明だから念のため場内を隈なく見回るよう伝える。
…武蔵はみちるを抱えながら、上杉武士団の圧勝を喜ぶ。
そこに秋弘が通りかかるので無事だったのかと声をかける。が、彼は大した働きが出来なかった事を悔やんでいた。
黒子は刀気の連鎖はどんな武士でも一人では無力だから、早く小隊の仲間と合流するよう彼に促す。
だが秋弘の近くにいる小隊の仲間と言えば、秋弘以上に役に立たなかったむさしとみちるの2人…。
…黒子はふと妙だと言う。
武蔵がそれについて聞くと、鬼どもに城内にまで侵入された事だと言う。城の周りには鬼の侵入を防ぐ特殊な防壁が巡らされているというのに……
兼竜もなぜ今回のような事態が起きたのかと呟くと―――
「俺の技で素通りさせたんだよ!」
竜臣、タヒ亡…!?
―――突如、皆の前に現れた四郎。
武蔵は四郎について、『刀の試し』の時の黒ずくめの剣士である事だけは覚えているようだ。
とりあえず久しぶりなので武蔵に手を振っておく四郎。
ついでに竜臣から奪った刀を見せびらかす―――竜臣の切断された左腕付きの刀を。
慌てて兼竜が振り返ると、竜臣がいた部屋から大量の血が滴っている所だった。
四郎は竜臣の魂は綺麗な色をしていたから貰ったと言う。最後までいい顔をしていたと…
…当然、兼竜はブチギレる。最大限の威力の刀気を放つも、それは四郎があっさり弾く。
黒子だけは冷静であり、兼竜に落ち着いて皆で刀気を繋ぐよう言う。向こうは一人だがこちらは5000人以上。
―――全ての上杉武士団は刀気を繋ぎ、四郎の肉体を刀気の縄で縛り上げる。
これでもう身動きは取れない。これならアイツでも…!?
兼竜の刀に皆の刀気が集まり、連携される。そしてその強力な一撃を一切動けない四郎に―――
四郎「ははっ!」
彼はニヤッと笑う……
刀気の連携を解除する清六
フッ…
…兼竜の刀気が途切れたのはその直後だった。なんと仲間から一切力が送られてこない。
慌てて振り返る兼竜が目にしたもの―――
―――それは奇怪な光景だった。
兼竜の後ろにいる武士たちの顔にノイズのかかった『感染』という文字が浮かんでいる。
それは感染という文字通り武士たちに次々感染していき、さらに武士と武士の刀気の繋がりには『壊タヒ』という文字が浮かぶ。
その文字が浮かんだ連携はドロッと溶けて解除されてしまう。
さらには兼竜にまで『感染』の文字が…!
四郎いわく、アイツの技で刀気の接続を強制的に切ったらしい。
「四郎てめえ…味方の技の内容ベラベラ喋ってんじゃねぇよ!」
その言葉と共に、四郎の上方から空間を割って男が降りてくる。
………その男は65話でシルエットだけ登場した、犬川清六だった。
―――さて、役割分担だ。
俺(清六)と四郎で上杉武士団を壊滅させよう…!
『オリエント』第69話の感想
………まさか、まさかまさかまさか…。
竜臣はころされてしまったのでしょうか…。竜臣のいた部屋からの出血量からして、部屋にいた全員がタヒ亡したと見ていいと思いますが…。
もしかしたらタヒんだと見せかけて密かに生きているかもしれないと思いました。が、四郎が竜臣の魂を貰ったと言っているのでやはりタヒんだのかと。
これでもう竜臣の力には頼れない事になりますね。
…その上清六まで現れてしまいました。彼の力により武士は星座で連携する事が一切出来ません。
空間を操る四郎に連携を断ち切る清六………これは完全に詰みかも。
『オリエント』次話(70話)以降の予想
どうあがいても絶望、詰んだ状態になった上杉武士団。
…しかし、一つだけ方法があります。そう、武蔵が『黒曜の女神』を解放する事です。
そうすればいくら兄弟が2人いても撃退する事ができるはずです。ですが、力の鱗片は解放できたとしても、いきなりあの女神を呼び覚ます事は可能なのでしょうか…?
もしかしたら女神解放の鍵となるのがみちるかもしれません。彼女の力で鱗片が解放されたのですから。
…考えられる展開としては次の通り。
① 黒曜の女神が解放されて四郎と清六を撃退。武蔵は英雄扱いされる。
② 黒曜の女神が解放されて四郎と清六を撃退。しかし武蔵やみちるは今回の戦いの元凶とされてしまう。
③ 黒曜の女神解放には至らず、武蔵たちはこの場から逃走する。
次号は『症例』という名のタイトルのようです。もしかしたら清六のさらなる力が見られるのかもしれません…。
『オリエント』第70話のネタバレ&最新話!
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『オリエント』まとめ
今回は『オリエント』第69話のネタバレ&最新話!をお送りしました!