『おとなになっても』 第16話のネタバレ＆最新話。下田先生のことを思い出す朱里

『おとなになっても』 は志村貴子先生の漫画で、Kissにて連載中です。

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『おとなになっても』 第16話のネタバレ＆最新話。

先生をする綾乃の姿を見て、朱里は自分の担任の先生であった下田先生のことを思い出す

綾乃が担任するクラスの児童である、新田さんと永瀬さんが、綾乃を応援するためにアートフェスタに来ていた。
綾乃の姿を見つけた2人は声をかけに行く。
子どもたちと話す綾乃の姿を見た朱里は、「先生してる綾乃ちゃんだ」とドキドキしてしまう。
朱里は担任だった下田先生のことを思い出した。
朱里の物怖じしないところや、明るい性格を家族は褒めてくれたが、クラスメイトには言葉が強すぎると指摘されてしまったことがあった。
そんなときバランスのとり方を教えてくれたのが下田先生だった。
朱里は、先生のおかげで学校へ行くのが楽しくなったのだ。
お店対抗のミニマラソンの順番が来て、朱里や綾乃はスタートする。
新田さんは大声で、綾乃に声援をおくった。
綾乃は笑顔で手を振る。
そんな綾乃の姿を恵利が見ていた。

朱里はミニマラソンを1位でゴールする

マラソン走者たちが行ってしまうと、新田さんと永瀬さんは「行っちゃったね」「うん」と言葉を交わす。
2人は最後まで見ていくかどうか迷う。
新田さんが屋台を見て待っていようと提案するが、永瀬さんは「えー」と気のない返事をした。
「先生のこと好きじゃない？」
新田さんが聞くと、「好きとか嫌いとかは正直まだわからない」と永瀬さんは答える。
今自分たちが困っていることを綾乃に相談しようと新田さんは考えていた。

そんなことをしらない綾乃は汗をかきながら必死で走っていた。
朱里は経験者だけあって、あっという間に姿が見えなくなってしまっていた。
とりあえず完走することだけに集中しようと決める綾乃。
一方朱里は、走りながら自分の神経が研ぎ澄まされていくことを感じていた。
過去の楽しいことや失敗などが思い出され、それを綾乃に聞いてほしいと思った。
それは綾乃のことを下田先生に重ねているようで、朱里はずっと、自分が下田先生の面影を探していたのだと気が付く。
朱里は、ミニマラソンをぶっちぎりの1位でゴールすることができた。

朱里は綾乃に好きだと打ち明け距離をおくことを告げるが、それを聞いた綾乃は泣いてしまう

矢部商店では、代理で出場した綾乃に、矢部一家がお礼を言っていた。
お礼に食事に誘われるが、綾乃は丁寧にお断りする。
そんな綾乃の様子を新田さんと永瀬さんが見ていた。
綾乃と話すタイミングを見計らっていたが、今度は朱里が綾乃のもとにやってきて話し始めてしまう。
綾乃は、朱里に「優勝おめでとう」と笑顔でお祝いを告げた。
綾乃は結局、後ろから数えたほうが早いくらいの順位であったが、朱里は「上出来」と褒める。
朱里は真顔になってうつむくと、自分が綾乃を好きであることを打ち明けた。
このまま片思いやお友達づきあいでも悪くはないと思っていたが、今の距離は近すぎる上にすぐには引っ越すこともできそうにないため、なるべく顔を合わせないようにする、と朱里は話す。
朱里がいなくなった後、新田さんは綾乃のもとにかけ寄る。
すると綾乃は静かに泣いていた。
新田さんに気づいた綾乃はあわてて涙をぬぐうが、「先生も泣くんだ」と驚いた新田さんは自分たちのことを話しそびれてしまった。
綾乃は自宅に帰ると、夕飯も食べずにベッドの上で考えこんでしまった。

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『おとなになっても』 第17話のネタバレ

『おとなになっても』 第16話のまとめ

今回は『おとなになっても』 の第16話のネタバレ＆最新話。をお送りしました。

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