『パーフェクトワールド』第52話のネタバレ＆最新話。樹の両親に、特別養子縁組の話を

『パーフェクトワールド』は有賀リエ先生の漫画で、Kissにて連載中です。

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『パーフェクトワールド』第52話のネタバレ＆最新話。

つぐみと樹は両親に特別養子縁組の話をする

樹の両親に、特別養子縁組の話をしに行く樹とつぐみ。
最初は驚いたという両親も、「今の時代はいろいろな形がある」と2人の思いに賛成してくれた。
早く孫の顔が見たいと言う義母に、つぐみは「妊娠と違っていつ頃になるかわからない」と答えるが、「それもいいんじゃない」と寛容に受け入れてもらえた。
育休はつぐみが取ることになっていることに対し、義母は樹にも「やれることはやるように」と告げる。
つぐみは、樹が自分が育休を取ることを提案してくれたことを話す。
つぐみは樹がそこまで考えてくれたことが嬉しかった反面、最初で最後かもしれない子どもの育児に母親として専念したい気持ちも強くあったため、自分が育休を取ることを決めたのだ。
義母は樹が育休を取る話もあったということに、感慨深そうな表情を浮かべる。
樹が車椅子になってから色々なことがあり、結婚した時は本当に嬉しかったと言う義母。
しかし、より先を見つめて考えていた2人のことを「誇らしい」と褒めてくれた。
樹は障害によって色んなことがあり、これからもあると思っているが、できるかどうかではなく『まずはやってみよう』と無責任に考えるようにしているのだという。
そうすると道が開けてくると言うのだ。

樹は血の繋がらない父親にお礼を告げる

つぐみがお風呂に入っている間、父親が樹に一緒にお酒を飲もうと誘ってくる。
赤ちゃんが楽しみだという父親。
父親は樹が大きくなってから出会ったため、生まれた頃の樹を知らない。
そのことが少し寂しかったのだと言う。
樹は、そんな父親に「特別養子縁組を決められたのは父さんのおかげ」だと告げる。
自分たちもちゃんと親子になれたからだと言うのだ。
「俺の父さんになってくれてありがとう」
樹がそう言うと、父親は照れたようにはにかみ、樹のコップにお酒を注いだ。
父親は「心が軽くなった気がする」と樹にお礼を言うと「お前は俺の自慢の息子だ」と言ってくれた。

つぐみは樹のため仕事を続ける

樹とつぐみが家へ帰ろうとする直前、義母がつぐみに声をかける。
「樹が育休とること、もう一度考えることできないかな」
母親からの突然の言葉に、樹は「え？」と驚く。
義母は義父と話し合い、2人が子育てに慣れるまでは義母が2人の近くに住んで育児のサポートをすることを考えたのだと言う。
父親の心配をする樹に、「どうとでもできるし、心配しなくていい」と答える。
「でしゃばるようなこと言ってごめんね。でも、樹が育休を取るのが2人にとって最良の選択なら、2人のために力になりたいの」
車に乗った2人は、義母に言われた言葉を受けて話し合うが、樹はつぐみの気持ちを尊重すると話してくれた。
つぐみは、樹の気持ちは嬉しいが、母親として子どもについていたいという気持ちもあり、思い悩んでいた。
世の中の赤ちゃん用品は、車椅子の人が育児をする前提で作られたものはなく、全て自分たちで手探りでやっていくしかない。
育児は樹にとって大きな挑戦なのだと言われ、つぐみはこの育休が自分のためだけではなく樹のためでもあるのだと感じた。
2人は樹が育休を取得し、義母にサポートしてもらうことに決め、正式に養親希望登録を行った。
つぐみはプロジェクトの担当を任され、樹は仕事の整理をして帰宅時間を早めるようになった。
数か月後、縁組相談員の犬飼さんから赤ちゃんが生まれたことを知らせる連絡が届く。
喜ぶ2人だったが、赤ちゃんのことで伝えなければならないことがあると言われ、そのことを聞いた樹の表情がかたまった。

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『パーフェクトワールド』第53話のネタバレ

『パーフェクトワールド』第52話のまとめ

今回は『パーフェクトワールド』の第52話のネタバレ＆最新話。をお送りしました。

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