『テリトリーMの住人』第39話のネタバレ＆最新話。部屋の残されたこまちゃんと郁磨

『テリトリーMの住人』は南塔子先生の漫画で、別冊マーガレットにて連載中です。

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『テリトリーMの住人』第39話のネタバレ＆最新話。

いてくれてよかった

瑛茉はこまちゃんの機嫌を治そうと、気を逸らす話題を探そうとする。
すると宏紀が話し出した。
自分がこまちゃんの立場だったらきっと嫌だと思う、だけど郁磨が女子とか関係なくみんなに優しくできる人だっていうのも知っている、と。
そして宏紀は続ける。
郁磨は見返りなく人に手を差し伸べられる優しい人だし、尊敬している、こまちゃんだってそんな宏紀が好きでしょ？、と。
そして宏紀は「いったん落ちついて二人で話しなよ」とこまちゃんたちに伝え、宏紀たちは出ていく。
ただとりあえずこまちゃんの機嫌を治そうと表面だけ取り繕うとした瑛茉とは違い、宏紀はちゃんとふたりのことを考えていた。
（宏紀がいてくれてよかった）と、瑛茉は宏紀のことを見つめ、心から尊敬する。
そんな瑛茉と宏紀を後ろから眺めていた怜久は切ない表情を浮かべるのだった。

本音

部屋の残されたこまちゃんと郁磨。
二人は宏紀から言われたことを受け止め、落ち着いて話をすることに。
宏紀が辺野に話をきいてあげていたのは、周りから孤立していた自分たちのことを思い出したからだ、と説明する。
郁磨は、自分が他の子にフラフラ目移りするとこまちゃんに疑われているんだとしたら、全然信用されてないし、そのことが悔しいし哀しい、と話す。
こまちゃんは、郁磨の気持ちは疑ったわけじゃない、ただ相手はわからない、相手の女子はそのうち郁磨のことを好きになるかもしれない、それが嫌だ、と答える。
こまちゃんは続ける。
引かれるのが怖くて今まで言えなかったけど郁磨が他の女子に優しくするのが嫌だ、でもその程度で嫌だと思ってしまう心が狭い自分も嫌で腹が立つ、と。
すると郁磨は赤面する。
郁磨はこまちゃんがやきもちを焼いてくれていた、ということが嬉しかった。
こまちゃんからちゃんと好かれていると実感できて嬉しい、と話す郁磨。
そんなの当たり前だ、と返すこまちゃん。
本音を伝え合い、わだかまりが解けた二人は唇を重ねる。
郁磨がそんな風に思うなんて考えもしなかった、他の子に近寄られるのが嫌だってそればかりに気を取られていた、カッコ悪くても恥ずかしくても本音の部分を伝え合うのって大事なんだな、と心の中で思うこまちゃん。
そしてその後、郁磨ははっきりと辺野の誘いを断る。
以前以上に仲が深まる二人だった。

唇

新学期が始まり、いつものメンバーで楽しく過ごす瑛茉。
一方、マメゾンでは瑛茉の父と怜久の父が偶然出会っていた。
同じマンションで子どもが同い年ということで話が盛り上がる。
だが、瑛茉の父はお酒がまわり酔っぱらってしまう。
怜久の父は怜久に手を貸してもらうことに。
二人で瑛茉の父を担いで家まで送る最中、マンションの部屋番号を聞いた怜久は瑛茉の部屋だと気が付く。
そして怜久は瑛茉に連絡する。
マンションの下まで父を迎えにきた瑛茉。
だが瑛茉一人で父を担ぐには限界がある。
怜久はそんな瑛茉を手伝うことに。
怜久は瑛茉と一緒に瑛茉の父を担ぎ、部屋のソファーまで連れて行く。
そして怜久が帰ろうとしたところに、お礼を渡そうと追いかける瑛茉。
すると瑛茉が躓いて倒れそうになる。
それを怜久が抱えて助けようとし、二人は廊下に倒れこむ。
瑛茉を庇った怜久は瑛茉の下敷きになり、瑛茉を抱きかかえていた。
そして起き上がった二人は唇を押さえ呆然とする。
それは倒れた拍子に二人の唇が触れてしまったからだった。

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今回は『テリトリーMの住人』の第39話のネタバレ＆最新話。をお送りしました。

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